【未使用品】 大型本 白旗史朗ヒマラヤ白籏史朗山岳写真集解説115カンチェンジュンガエベレストマカルーマナスルアンナプルナダウラギリヌプツェローツェ 自然、風景

【写真解説】より一部紹介

＜撮影共通データ＞

●レンズ　V4×5リンホフスーノーテヒニカⅤ

●レンズフ　ジノン75、F5.6　アンギュロン90、F6.8アンギュロン120、F6.8テッサー150)ほか

●フィルム　RDフジクローム・デーライト　RDPフジクローム・デーライト・プロフェッショナル ほか

●フィルター　SL=スカイライトフィルター　PL偏光フィルター　ND=ニュートラルデンンティ

＜カンチェンジュンガ山群＞Kangchenjunga Region

カンチェンジュンガ主峰を起点として南西に延びる稜線上のヤルン・カン、カンパチェン、ジャヌーとそれにつづく峰々。B55-003 海流の中の島々 浅井愼平 Canon。ジョンサン・ラから南のシッキム国境上のランポ、ピラミッド、テント、ネパールの各ピークからカンチェンジュンガ主峰、さらに中央・南峰を経てタルン、カブルー北・南峰からラトン、コクトンの両ピーク。問題あり 瀬戸大橋開通記念写真集 21世紀につづく光芒 瀬戸大橋 村上圭三編集 昭和63年4月発行 本州四国連絡橋公団 財団法人海洋架橋調査会。ジョンサン・ラから西のチベット国境上のジョンサン、アウトライアー、ラシャール、チャブク、オンミ・カンリらの各ビーク。B52-110 北方樹影 聖森の彼方へ 佐藤憲悦 亜璃西社 巻頭に著者と思わしきサイン、落款あり。そこから南下してヌプチュー、シャルプーに及ぶ、この東側の山域がカンチェンジュンガ山群の範囲である。洋書◆マニラ写真集 本 フィリピン 風景 景色 建物 自然。8000m峰4,7000m峰18を含む一大山群で、水系としてはタムール川上流のカンチェンジュンガ氷河とヤルン氷河が主な登路を提供している。1982 長春 吉林 満洲の旅 単行本 1982 北小路健,渡部まなぶ 1982 Changchun Jilin Manchuria Trip Book 1982 Ken Kitakoji,Manabu Watabe。

1　カンチェンジュンガ山群 Kangchenjunga Region

カンチェンジュンガ北面のベース、パンペマから上流に向かう。Y90L3-240403 レア［大大阪近代風景］道頓堀。このカンチェンジュンガ氷河は多くの枝氷河を合流させながら北に曲がっていくが、私も右岸沿いに上下しながら左に折れる。【写真帖】冨嶽真景 One Hundred Views of Fujiyama　清水綠編　東邦經濟社発行　昭和10年　イタミあり。やや小高くなったモレーンの上は絶好の展望台で、北にはジョンサン・ビーク、東方一帯にはピラミッド・ピークからテント・ピークが見え、南方には目的のカンチェンジュンガ山群の大パノラマがある。E02-052 四季 北泉寮 啓明学園。手前のツインズからの北稜が高まる所、カンチェンジュンガ主峰から右にヤルン・カン、カンバチェンなどの雄峰がずらり並んでいる。B60-162 交流のみち フォトコンテスト作品集。※3月中旬4×5判90E6SL

4　ジャヌー北西面 Jannu,Northwest Face 7710m

ジャヌー北西面を狙うために、シャルプー南東後にルートを定める。洋書 80年代アメリカ 写真集 The Golden State Lee Thomas アメリカ 絶景写真 大型書籍 英語 傷あり 風景 景色。カンパチェン部落からグンサ方面に戻り、対岸にジャヌー氷河の流入を見る辺りから取り付いた。薔薇空間 宮廷画家ルドゥーテとバラに魅せられた人々 単行本 2009 The Rose Space The Court Painter Redoute and the People Fascina Book。登るにつれ、ジャヌー氷河の蛇行がしだいに顕著になってくる。満州の旅 1981 瀋陽 単行本 Manchuria Trip 1981 Shenyang Book Trip to Manchuria 1981 Shenyang 北小路健 渡部まなぶ写真 Ken Kitakoji,M。左岸に起伏する岩稜の最も奥に強立するジャヌーは、昨夜の降雪を冠して中天にひときわ高い。80年代 写真集 Nantucket Island ナンタケット島 ケープゴッド 英語 洋書 風景 景色 アート マサチューセッツ州　島。全山岩と氷に鎧われた山体が午後の陽を浴びるとき、それはまさしく“怪峰”の異名のままで、見る人をして畏怖せしめるに足る迫力に満ちていた。Y3E3-240524 レア［熊祭 アイヌ IOMANTE 更科源蔵］楡金幸三。

※3月中旬4×5判150E6SL

ほか

＜マカルー山群＞Makalu Region

マカルー山群は通常、クーンブ・ヒマールに包括されるが、その東端にあってバルン・コーラの両岸にわたり、マカルー8481にを中心に、マカルーII,チョモ・レンソ、バルンツエ、チャムランなどの7000m峰4座,6000m峰10数座をかぞえる一大山群として独立した位置を占めている。『土門拳 風景』No,619 古本 古書 文化 郷土 書物 絶版本 画集 アート 風景画 人物画。このすべての山に源をもつバルン・コーラは、チベットに発するアルン河の一大支流で、この山域の登山もほとんどこれを避っておこなわれる。希少本■Takeshi Shikama 志鎌猛 森のざわめき■ 風景写真 古典プリント 作品集 写真集 図録 今坂庸二朗 ランドスケープ写真集。マカルーにはネパールの山の測量順位によるビーク」の名があるが、この流域のピークにはいまだに正式な呼称がなく、この順位によるピーク3からピーク7までの山、そのほかチャゴ、ペタンツェ、ピラミッド・ピーク、チョー・ポルなどが主要なピークとしてかぞえられる。【古本五】画像で◆尾根路Ⅱ 田淵行男写真集 増補改訂版●全紙大パネル欠品●1980年●愛真出版◆Ｍ－４。

16　マカルー　Makalu　8481m

世界第5位の高峰マカルーの初登項は1955年のフランス隊で、北面ルートによる全員登項という快挙であった。自然、風景 Leroy Grannis: Surf Photography of the 1960s and 1970s Taschen America Llc Barilotti, Steve。その後イギリス隊は敗退し、1970年、日本山岳会東海支部隊による東南稜からのアタックが初登頂から15年ぶりにおこなわれ、同5月23日、見事登頂に成功した。1981 大連 満州の旅 単行本 北小路健 渡部まなぶ 国書刊行会 1981 Dalian:A Journey in Manchuria,book Ken Kitakoji Manabu Watabe Kokush。バルン谷4800mのベース・キャンプは、その長大なマカルー東南稜の全貌を展望するに絶好のアングルであり、同時に南西稜、南壁、西稜と3つのバリエーション・ルート、および壮大なマカルーのアイスフォールが一望される好位置にある。満洲の旅 1982 ハルピン 1982 単行本 北小路健,渡部まなぶ Manchurian Journey 1982 Harbin 1982 Book by Kitakoji Ken,Watabe Manabu。※4月下旬4×5150E6SL

ほか

＜クーンブ・ヒマール　ロールワリン・ヒマール＞

Khumbu Himal,Rolwaling Himal

世界最高峰エベレストを中心とするクーンブ・ヒマールは、ドゥド・コシの上流とイムジヤ・コーラの源流一帯に位置する山群で、東はマカルー山群に接し、西はポーテ・コシでロールワリン・ヒマールと画されている。B63-008 ワイドカラー日本 沖縄 20 世界文化社 ケースシミ汚れあり。傷みあり。。ネパールの8000m峰9座のうち、エベレスト、ローツェ、ローツェ・シャール、チョー・オューにマカルーを加えた5座までがここにある。90年代 大統領 Homes of the presidents 写真集　英語　洋書　アメリカ。一方、ロールワリンはタンパ・コシ上流のボーテ・コシとクーンプのポーテ・コシに挟まれるロールワリン・チューの南北に位置する山群で、メンルンツェ(ジョボ・ガル)とガウリサンカールの2つの7000m峰のほか、無数の6000m峰を擁して北に延び、ナンバ・ラでチョー・オューを通ってきたチベット国境に連結している。C58-038 利尻・礼文両島の高山植物とその景観 国立公園昇格記念アルバム 松野力蔵 編者 記名塗りつぶし、書き込み、記名印有り 床有り。

25 クーンブ氷河とエベレスト Khumbu Glacier,Mt.Everest 8848m

カラ・パタール5545メートルから見下ろすクーンブ氷河と見上げるエベレスト、その左手にはチベット側のチャンツェも見える。B58-153 ワイドカラー日本 北海道 1 世界文化社 シミ汚れあり。ケース痛みあり。。ゴラク・シェブ南方のチャングリ氷河末端に張ったテントからこのピークに登り、日没後駆け下りるのが日課になってしまい、最初50分かかって登ったのが、1日ごとにタイムが短縮し、ついに30分になった。Y90L3-240403 レア［大東京写真帖］マネキンガール。クーンプ氷河が右に折れ、山ひだに挟まれて上昇した頂点がエベレストである。昭和の奈良大和路　入江泰吉の原風景 昭和20〜30年代　カバー　未読美品。初登頂は1953年。RI224KI「Gabriele Basilico: Cityscapes」Hardcover c1999 by Alvaro Siza (Author) 英語、写真集、398ページ。もとよりイギリス隊で10度にわたる遠征の末、ヒラリーとシェルパのテンジンの2人が頂上を踏んだ。海風山色 写真集 中国路 2冊組 (風土編 自然編) 写真監修 植田正治 緑川洋一 第一アートセンター ぎょうせい。※11月下旬4×5150E6SL

26 エベレスト Mt.Everest 8848m

イギリス隊の初登頂ののち、1956年スイス隊、1960年北面からの中国隊、1963年アメリカ隊ほか、続々とこの世界最高峰は登られた。f-424※9 キタキツネ 北辺の原野を駆ける 著者/竹田津実 1974年11月5日初版第1刷発行 平凡社。さらにインド、日本、日本女子、ニュージーランド、韓国その他、多くの隊がエベレストの登頂に成功している。所幸則写真集『Einstein Romance Color アインシュタイン ロマン カラー』。ここゴーキョ・ピーク(5483m)から見るエベレストには、それら多くの隊が登ったルートを指摘することができる。洋書◆上空から撮影したワシントン写真集 本 アメリカ 風景 景色。このゴーキョ・ピークも1度目は往復して日没まで待ち、2度目は山頂に3夜を過ごしてエベレストを狙った。★新品★送料無料★ヴォルフガング・ティルマンス 写真集★Wolfgang Tillmans★タッシェン。笠雲浮かぶエベレストの右の山はヌプツェとローツェである。B62-188 沈黙の古代遺跡 TIME TRAVEL。※11月下旬4×5600E6SL

27 ヌプツェ西面 Nuptse,West Face 7879m

ヌプフェは世界第26位の離峰で、エベレストのサウス・コルの南方、ローツェから西に大きく延びる稜線上にあり、7000m峰4座をもっている。東京 消えた街角 大型本 2009 加藤 嶺夫 昭和 レトロ 写真集 Tokyo Vanished Street Corner Large book 2009 Showa Retro Photo book。ヌプは西、ツェは峰、つまりエベレストの西峰の意味をもつ山名である。Ａｍｅｒｉｃａｎｓ１．０　１９９４ＬｏｓＡｎｇｅｌｓ／五味彬。初登頂は1961年のイギリス隊で、第2登も同時になされた。M61●【毛筆サイン本/帯付】篠山紀信 シルクロード 3 中国1 西安から烏魯木斉(ウルムチ)へ 集英社 昭和56年 大型本 写真集 外函付 230825。1977年、登歩渓流会隊が挑戦したが、このカラ・バタールから見える北西峰(7745m)に登っただけで、これから東に連なる西峰(7795m)と主峰には至らなかった。歴史の歴史／杉本博司(著者)。主峰の旧高度は7833mであったが、現在は7879mに統一されている。山の意匠―田淵行男写真集　署名あり。※11月下旬4×5300,E6SL

29 ローツェ Lhotse 8511m

この山名も、ロー(南)ツェ(緑)、すなわちエベレストの南峰の意味である。J-3354■尾根路Ⅱ 田淵行男写真集（サイン本）■パネルなし■愛真出版■1980年3月25日発行。これは1921年、イギリスのエベレスト隊が命名した。即決 送料無料 白川義員 愛蔵版 世界百名山。エベレスト、K2、カンチェンジュンガに次ぐ世界第4位のローツェ初登頂は、1956年のスイス除で、その後1977年、ドイッ除が登頂に成功した。Ｓ’特別限定版／森山大道【著】。日本からは1973年、神奈川岳連隊が南壁からのアタックを試みたが雪崩や落石がひどく断念。希少★田淵行男 大雪の蝶 朝日新聞社 昭和53年　(管理186733912)。1981年、ユーゴスラビア隊が南壁の壁には成功したが、登項には至っていない。『大雪の蝶 田淵行男』朝日新聞社 昭和53年。チェクンから見る3000mのローツェ南壁にはほとんど雪がついていない。洋書◆ベネズエラ写真集 本 南米 風景 景色 建物 建築。

11月中4×5430RDSL+PL

31 クーンブ氷河とプモ・リ Khumbu Glacier,Pumo Ri 7145m

プモ・リという山名は“乙女の峰”という意味で、1924年、エベレストで行方不明になったイギリス隊のマロリーが命名した。★新品★送料無料★バンライフ ★Van Life: Your Home on the Road★車中泊 バンでの生活。この山の初登頂は1962年のドイツ・スイス合同隊で、1953年、インド隊が試みて失敗したリントレンのコルから、北東稜を忠実にたどって頂上に立った。洋書◆イスラムの世界写真集 本 風景 景色 アッラー 民族。第2登はフランスのシャモニ登山学校隊で、これは富士宮山岳会隊が失敗した南東稜からである。【洋書】チロル地方 写真集 ヨーロッパオーストリア 山岳写真 民族 ヨーロッパアルプス 絶景 インテリア リビングデザイン。クーンブ氷河のセラックの間からは、7000mを超えているとはとうてい思えないほど間近に、プモ・リの南東面が見上げられた。洋書◆イタリア トスカーナ地方の美しい村の写真集 本 建築 風景 景色 教会。※11月下旬4×5判180E6SL

33 アマ・ダブラム Ama Dablam 6856m

“巨人の牙”と別名があるアマ・ダブラムの最も典型的な山容を眺めるには、タンポチェがよい。Huangshan Michael Kenna ハードカバー 黄山 写真集。左に6135m峰をもつ西稜を延ばし、やや右に反り身になった、おなじみの姿である。ＲＥＡＬ　ＢＯＮＥＳ 骨格と機能美／湯沢英治【写真】，東野晃典【構成・文】。標高は7000mに足らないのにこの山が有名なのは、この独特で悪絶な山容と、イムジヤ・コーラ沿いのどこからでも見ることができる故であろう。【柴田秀夫 写真集 4冊 セット】一枚の写真/続一枚の写真/トンビがくれた贈り物/写真集 柴田秀夫と21人の仲間たち 全初版/静岡市 写真家。アマ・ダブラムとは“母の首飾り”という意味をもち、初登頂はイギリス。直筆献呈署名入り『ヴェネツィアの光』　奈良原一高　1987年　初版　函　Ikko Narahara 　　　　写真集 作品集。1960年のことだが、無許可であった。白川義員作品集　インドから西域へ／白川義員(著者)。1980年秋、日本のイエティ同人隊が北東壁に挑み、見事これに成功している。※巻頭にサイン入り　織作峰子写真集　ディメンションズ　DIMENSIONS　1994年1刷発行　送料300円　【a-4983】。

39 ヒマラヤひだの無名峰 Unnamed Peak 6430m,ChhukhungGlacier

アマ・ダブラムから東につづく稜線はアンプ・ラブツァからバルンツェにつづいているが、この間、7つの6000m峰がある。定本木村伊兵衛／木村伊兵衛【著】。この7峰のうち最初の6340m峰のみ、プマ・ダブラム(娘の首飾り)という山名があるだけで、あとの6430m、6246,6146,6238,6205,6840mの6峰は無名峰である。四季の肖像　藤田稔　写真集。最後の6840m峰を除き、ほかの5つの峰はアマ・タブラム氷河に隣接するチュクン氷河の源頭の峰で、そのヒマラヤひだの美しさはヒマラヤ中随一といってよい。気骨　われらが父、われらが祖父。 細江英公人間写真集／細江英公【著】。この6430m峰はほかの峰々に比べ標高差があるので、ことに美しい眺めだ。写真集　ＨＥＲＯＥＳ／ヨシダナギ(著者)。※11月中旬4×5400E6SL

40 カンテガと無名峰群 Kantega 6779m,Unnamed Peaks

カンテガとは“雪の鞍”という意味で、タンポチェ辺りから見る山頂付近の形は、馬の背につける鞍に非常によく似ている。FG615 「昨日今日　田中一郎写真集1947―1977」サイン入り　限定700部(0)。このカンテガから東北東に延びる稜線が、北から北西に転じてアマ・ダブラムに接続する間には6000m峰が数峰あるが、それらはすべて無名峰である。裏日本・浜谷浩写真集/署名/昭和32年/川端康成序・濱谷「裏日本」の写真の一つ一つはそしてまたこれらの組写真は深く訴えて来るものがある。ペリチェから上流に進み、ドゥグラを過ぎる辺りから、それらの無名峰が前山の上に頭をのぞかせてくる。日本海　新井幸人写真集／新井幸人【著】。おそらくは未踏の山頂であろうと思われるこれら美しい雪の山頂には、ヒマラヤニストの憧れをかき立てる何かがある。[A11936454]カラー図説白癬 福代 良一。※11月中旬4×5判210E6SL

41 チョ・オユー Cho Oyu 8153m

ドゥド・コシの源流である長大なゴジュンバ氷河の最奥所に、ゴジュンバ・カン、ギャチュン・カンとともに東西に連なる8000m峰である。前田真三写真美術館　全巻セット／前田真三(著者)。“トルコ玉の女神”という美しい山名であるが、ゴーキョから見る山体は堂々として“青い巨人”の方がふさわしい。フォトギャラリー(ＶＯＬ．１)／写真集。発見したのは1921年のイギリス・エベレスト隊であるが、初登頂はオーストリアのティッヒーとヨヒラーで1954年の春である。フォトウォーカー　秋号　秋の彩り　紅葉を撮る　メディアックス。この山では同年、女性として当時の最高到達記録(7803m)をつくったフランスのコーガン夫人が、翌年再度の挑戦中、雪崩により遭難死している。ベトナム凛と 大石芳野写真集／大石芳野。※11月下旬4×5判300E6SL+PL

42 ギャチュン・カン Gyachung Kang 7922m

チョー・オユーとゴジュンバ・カンにつづいてチベットとの国境稜線に並ぶギャチュン・カンは、日本人によって初登頂された山である。池田大作写真集　～平和と文化の光～　Vol.1～Vol.4　/　潮出版社　/　創価学会。1964年、長野県岳連隊はゴジュンバ氷河にルートを定め、ベース・キャンプ設営から1ヵ月という短期間で登頂した。図鑑 琉球列島有用樹木誌 天野鉄夫 澤岻安喜 限定2000部 本 △WZ1689。このギャチュン・カンという山名の意味は“100の小川の源となっている大きな恵みの山”という長いものだという。Ｗｅｔ　Ｌａｎｄ　今坂庸二朗　ランドスケープ写真集／今坂庸二朗(著者)。荒々しい岩肌を露出させた山容にそぐわないようにも思える。0611れ6★水戸地方専売局写真帖 戦前の煙草製造工場 専売公社【ゆ80】。この山を展望するには、ゴジュンバ氷河の奥か、ゴーキョ・ピークが優れている。桜前線　　薗部澄　　署名本。※11月下旬4×5判400E6SL+PL

43 メンルンツェ Menlungtse 7181m

メンルンツェは別名ジョボ・ガルといい、ロールワリン・ヒマール中の最高峰であるが、チベット領にあるため登山はできず、したがってまだ未踏峰である。直筆献呈署名入り　『HUMAN LAND 人間の土地』　奈良原一高　1987年　初版　帯　リブロポート　　　　写真集 作品集。すばらしい重量感、美しい雪壁、このメンルンツェの展望台としては、マンルン・ラが第一等地だ。越後の棚田 原風景に佇むとき 山本一 写真集 写真 風景 棚田 新潟県。5616mの峠に張ったテントから連日西方のピークに登るが、5月も下旬でモンスーンの前触れか、天候は毎日毎日ぐずついて、この1枚を撮るため、ついに7日を費やしてしまったが、幕営5日目、晴れ上がった空にどっかりと座したメンルンツェに思わず歓声を上げた。白川義員　愛蔵版　世界百名山／白川義員【著】。※5月下旬4×5判240E6SL+PL

44 ガウリサンカール ガウリンシャンカール Gaurisankar 7146m

一時、この山は世界最高峰だと信じられていた。写真集　ＨＥＲＯＥＳ　初回限定版／ヨシダナギ(著者)。メンルンツェに次ぐ2つ目の7000m峰でロールワリン・ヒマールのあとの山々はみな6000m峰となる。Glp_340475　Papua New Guinea Flora & Fauna　Roy D. MacKay (著)。この山はロールワリン・チューの入り口、シムガオン辺りが一番近くに望めるくらいで、あとはあまり好展望地はない。白川義員作品集　悠久の山河／白川義員(著者)。悪天候の中をシムガオンから登って下りた小さなカルカに幕営する。富士百景1〜5。日没寸前に雲が切れ、ガウリサンカール南壁が見えた。Glp_357737　垂直航空写真でみる北海道　同誌編集執筆委員会.編。尾根の高みに駆け登っての撮影だったが、牛糞で滑るし、無数のヒルが食い付いてきて、身の置き所がなかった。新装版　土門拳自選作品集／世界文化社。※5月下旬4×5判300E6SL+PL

ほか

＜ジュガール・ヒマール　ランタン・ヒマール　ガネッシュ・ヒマール＞

Jugal Himal ,  Langtang Himal ,  Ganesh Himal

ジュガール・ヒマールと一般に呼称されている山は、レンポ・ガン、ドルジェ・ラクバ、グル・カルポ・リ、マディヤ・ピーク、ギャルツェン・ピークほかの、大体ランタン・コーラ左岸の山々である。奥山由之写真集　ＢＥＳＴ　ＢＥＦＯＲＥ／奥山由之(著者)。しかし、これらはランタン・リルンを最高峰として、ランタン・リ、キュンカ・リ、サルバチュム、ペンタン・リほかの山々と同様、チベット領シシャ・パンマを主峰とするランタン・ヒマールに含められるものである。洋書・Morocco in Bloom・モロッコの壮麗な庭園と花々の記録の写真・デザイン画集。ガネッシュ・ヒマールは、この山群の北西にある7406m峰を主峰とする山群で、主峰以下VI峰まである。洋書◆ドイツの古城写真集 本 建物 風景 景色。主峰からV峰までがすでに登られているが、主峰を除いてすべて近年である。●「あの角を曲がれば　伊山治男写真集」　　地方公論社。また、チリメ・コーラが中国との国境に修正されたので、南面からの入山は面倒となった。組曲戸隠: 赤城秀雄写真集 MBC21 赤城 秀雄。

＜マナスル山群＞

Manaslu Region

マナスル山群と呼ばれる範囲は、北のラルキャ・ラを頂点とし、東をブリ・ガンダキ、西をマルシャンディの支流ドゥド・コーラで区切られる地域である。伊勢神宮 現代に生きる神話 講談社文芸ヴィジュアル／宮澤正明【著】，河合真如【解説】，岩渕デボラ【英訳】。この山域にはマナスルを最高峰に、ピーク29、ヒマルチュリがあって、日本人はこれをマナスル三山と言い習わしている。東大寺 入江泰吉写真集／入江泰吉【著】。ほかにマナスルの北峰、ヒマルチュリの北峰と西峰が7000m以上の高度をもつ。RH423KI「店のある街の風景 捧賢一写文集」単行本ハードカバー 2004（コメリ会長）捧　賢一(著) コメリのある町の自然・行事・街並等。8000m峰1,7000m峰5、さらにパウダ、ブンギほか数峰の6000m峰もかぞえられる。蒼空の視覚(３) Ｓｕｐｅｒ　Ｂｌｕｅ／徳永克彦。パン・プチはクータン・ヒマールの北西に連なる峰で標高は不明だが、このほかにも位置。洋書◆バラナシ写真集 本 インド ワーラーナシー ヴァーラーナシー 風景。高度など、同定されていないピークがまだ残っている。洋書◆タスマニア写真集 本 オーストラリア 自然 風景 景色。また、ヒムルン・ヒマールはドゥド・コーラのどんづまりにあって、いまだ未踏の山として残されている。★Taistelijat （ファイターズ）★ラッシ・ラウティアイネン(lassi Rautiainen)： Kojola, Ilpo（コジョラ、イルポ）。

66　マナスル、ピーク29、ヒマルチュリManaslu 8156m,Peak 29 7835m,Himalchuli 7893m

どちらかというとほかの山群は東西の走向であるのに対し、マナスル山群のみ完全な南北走向である。WIND MANDALA／鈴鹿芳康【サイン入り】写真集。このマナスル、ピーク29、ヒマルチュリは高度もさほど違わず、山体の大きさも同程度なので、並列を見ると本当に○○三山といった感じである。河野豊写真集　歴史の街道・歴史の町並／河野豊(著者)。シスワから尾根道をだらだら登るとマジェクナ峠に出る。生誕100年記念 アンセル・アダムズ写真集成。ここはアンナプルナ山群とマナスル三山の大展望がある所。長野オリンピック公式写真集／長野オリンピック冬季(著者),アフロスポーツ撮影(著者)。ネパール特有の段々畑や民家を前景に置いて、そのかなたに雪山が連続する。日本アルプス(写真・解説) / 毎日新聞社。マナスル三山の夕焼けの風景ならば、ここから2日半歩いたパグルン・パニの方がいい。洋書◆ロンドンの写真集 本 イギリス 風景 景色。*12月上旬4×5150E6SL+PL

＜アンナプルナ・ヒマール＞

AnnapurnaHimal

人類初の8000に峰登頂でヒマラヤ登山の幕を明けたアンナプルナ山群は、3つの8000mの頂をもつⅠ峰を頭に、II峰からIV峰と南峰、ファング、ロック・ノアール、ガンガブルナ、グレイシャー・ドーム、ティリツォ・ヒマール、ニルギリの3つの峰、マチャプチャレ、ラムジュン・ヒマールほか、無数のピークで構成されている。洋書◆ワシントン写真集 本 アメリカ 自然 風景 景色。その範囲は北のマナン谷。洋書◆ハワイの日常写真集 本 風景 景色 海 ビーチ。東のマルシャンディ。ヘルマン・フォスターリング (Hermann Forsterling) 写真集『フローラ・マジカ (Flora Magica)』。西のカリ・ガンダキ、そして南はポカラの北東で線を引く広大なものである。安曇野―田淵行男写真文集 朝日新聞社。早くから開かれたため、すでにめぼしい未踏峰はないが、いまなお多くの登山隊を迎えていることは、この山群の魅力を示すものである。我が家の花　中野正　著者サイン本。また地域解明の進んでいないラブセ(ナウル)・コーラ沿いの山々などは、別な意味で興味深いものがある。世界百名山(３巻) 白川義員作品集／白川義員(著者)。

80 アンナプルナⅠ峰と南峰 Annapurna18091m,Annapurna South 7219m

アンナプルナという山名は、サンスクリット語で“豊穣の女神”の意味をもつ語だという。自然、風景 THE TABLE OF POWER Jacqueline HASSINK ISBN90-73926-14-9 9.4x12.3x1.3(cm)。それかあらぬか、ポカラ一帯から展望するアンナプルナ山群には、山麓の風景と融け合って、どこか豊かさが感じられる。鳥類生態寫眞集（第一輯、二輯）２冊揃。そのポカラから歩いて3日、ジョンサンバ街道のゴラバ二の山稜から仰いだアンナプルナⅠ峰(左)と南峰である。保存版 犬山・江南の今昔 犬山市・江南市・扶桑町・大口町 定価11,000円。Ⅰ峰の初登頂はフランスのモーリス・エルゾーグらによる1950年6月3日、人類初の8000m峰登頂である。洋書◆ドレスデン写真集 本 風景 景色 建物 建築。南峰は1964年、京都大学隊がアンナプルナ内院からアタックし、初登頂を飾った。洋書◆プラハ写真集 本 チェコ 建築 建物 風景 景色。※11月上旬4×5500E3SL

92 ニルギリ Nilgiri 7061m

ゴラパニのポーン・ヒルから遠望するニルギリの山容は黒々とした岩肌を屹立させて見る人を威圧する。竹内敏信日本列島「天地」／竹内敏信(著者)。ツロブギンから間近に仰ぐ山姿はさらに圧倒する鋭さをもって迫ってくるが、これらのアングルはすべて南峰(6839ｍ)で、最高峰である北峰はその陰に隠されていて見ることができない。【訳あり/まとめ】京都についての書籍 53冊セット 歴史/食事/文化/写真集/平安京/比叡山/暮らし/【2209-054】。ここアルバリからは北峰、南峰に加えて中央峰(6940)が、左から右へ、ずらり並立する展望がある。洋書◆ハワイの写真集 本 風景 景色 海 ビーチ。タバ・パスを越えるのに、強風、寒気、ポーター・ストライキと三拍子そろった悪条件で、10日を要したときの1枚である。★明治　・　大正　・　昭和 　　 沖縄縣學校寫真帖 　 沖縄県学校写真帖 　　　　　 【沖縄・琉球・歴史・文化・教育・写真集】。※12月上旬4×5判300RDSL

93 マチャプチャレ Machhapuchhare 6993m

ポカラ一帯から眺めるマチャプチャレは、アンナプルナ山群の中央にあって、7000mに満たない山とはとても思えない威容を誇っている。フォトウォーカー 秋号 (メディアックスムック 80) / 秋の彩り、紅葉を撮る。ここアンナプルナ内院上部4500mからのマチャプチャレは、その上に端麗さを加えて、世界の名峰の名に恥じない山容である。憧憬の山々 魅せられて40年 / 寺脇昭男。この山に登頂したのは、イギリスのノイスとコックスで、頂上から北に延びる稜線にルートをとり、悪天の中を、ついに初登頂を達成した。c7-5《日本の名勝》 講談社 1984年 函入り 全4冊セット 自然風景 庭園 横山光男 渡辺達三。1957年6月2日である。歓待の西洋室物語 Essais、Premiers Pas 挾土秀平（木耳社）。地元民の信仰の山であるため、約束によって頂上直下50mで引き返したが、初登頂と見なされている。常夏の島フォルモサは招く 　 台湾の蝶と自然と人と　内田春男。※10月下旬4×5判400E6SL

ほか

＜ダウラギリ・ヒマール＞

Dhaulagiri Himal

ダウラギリ・ヒマールと呼ばれる山群の範囲は、北方のバルブン・コーラ、東方のカリ・ガンダキ、南西のウッタール・ガンガ、西方はジャングラ・バンジャンとドルパタンを結ぶ線で囲まれた広大な地域である。わたくしの中国　写真集　1979年の中国写真170点/AllColor イヴ・アーノルド　1981年函付　小学館　vbcc。山群の盟主ダウラギリ1峰の8167mを筆頭に、II峰一VI峰、チューレン・ヒマール、プタ・ヒウンチュリ、グルジャ・ヒマールなど、9つの7000m峰があり、6000に峰にいたっては20数峰がかぞえられる。写■ 写真集 花 別冊趣味の山野草 3～14巻揃（11抜け）の11冊セット 秋山庄太郎監修、花の会 編。ダウラギリⅠ峰とトゥクチエ・ピークをつなぎ北東・南西に延びる山稜、シータ・チュチュラからII峰以下の各峰とプタ・ヒウンチュリをつないで東西に走る山脈に大別され、この間を南-南東に向かって流下するツゥロ、ミャグディ、ドゥラ、南西から西に向かうカペ、ドガリなどの水系がある。ラダック曼荼羅 岩宮武二写真集／岩宮武二【写真撮影】。

95 ダウラギリⅠ峰とトゥクチェ・ビーク DhaulagiriⅠ 8167m,Tukuche Peak 6920m

ゴラパニから北方へ、シャクナゲの密林を下っていくとプダレからチトレとなって、山々の展望が開ける。愛蔵版　ふるさと写真館／北国新聞社。3番目の村はシカ・パラテ、そしてシカの村へと下りはなおもつづいていく。『京の四季』/京の川・京の町・京の里・京の山/【署名本・全4巻セット】/浅野喜市/京都書院/Y952/mm*22_7/32-06。シカはパラテのほか、デオラリ、ウーポルロ、トロと冠する4つの集落で構成されていて、いずれの集落からもダウラギリ方面の展望が欲しいままにできる。★Saudades de Um Brasil Antigo - a Fotografia Nos Cartes-postais da Biblioteca Oliveira Lima（図書館のポストカードの写真）。ことにこのシカ・デオラリを前景にした辺りは思わず足を止めて眺め入るほどにすばらしい。洋書◆アフガニスタン写真集 本 建物 風景 景色。山国ネパールの雰囲気を見事に、余すところなく表している。洋書◆ドイツ写真集 本 建物 風景 景色。※11月中旬4×5240、RDPSL

ほか

＜西ネパールの山々＞

West Nepal

西ネパールで最も知られた山はアピ、ナンパ、サイパルである。皇居／渡辺義雄。最高峰はアピの7132mであり、第2位はサイパルの7031mである。写真集　三養荘／畑亮夫(その他)。第3位のカンジロバ、第4位のジェティボフラ二、第5位のボバイエとつづくが、アピとサイパル以外はみな6800m以上あるのに、第6位のナンパ(6754m)ほどにも知られていない。北海道大観■大正15年/港湾協会北海道支部。アピとナンパは最も西に位置し、次いでサイパル、カンジロバの順になるが、各山群の間は大きく離れている上、山群そのものもダウラギリ以東の各ヒマールに比べるとまことに小さい。洋書◆ウィーン写真集 本 オーストリア 風景。しかし、アプローチははるかに長く、ルートも判然としない上、キャラバン出発地までの交通事情、食料事情も悪く、ポーターも少なく、質が悪い。網走川・常呂川・湧別川・渚滑川写真集■昭和56年■北海道開発局網走開発建設部。西ネパールに入る人が少ないのはこうした事情によるのだろう。即決★山の意匠 田淵行男 朝日新聞社 1971年 初版　(管理72466711)。

108 アピ Api 7132m

チャムリア・コーラ沿いに高巻きやトラバース、渡橋を繰り返してグサ・マルマを過ぎる。★本★桜SAKURA　Flowering Cherries of Japan　昭和36年★。グサから奥も上下がつづくが、道はやがてチャムリアの源流帯に下りる。洋書◆スウェーデン写真集 本 風景 景色 自然 建築。通常なら2日で軽く行き着けるここパウレまでも、ラッセルと積雪に押し伏せられた竹の密叢や灌木帯の通過に時間をとられ、4日を要した。岡田紅陽の富士百影作品集 復刻 限定300部。なにしろびっしりとルートをふさぐ竹や大人の太ももほどもある立木をククリ(山刀)で切り開いての行進なのである。田淵行男写真集 安曇野 / 田淵行男。初登頂は1960年春,同志社大学山岳会隊が北面からアタック、成功した。絶版◆◆築地松フォトコンテスト作品集◆◆島根県簸川郡斐川町斐川平野・出雲平野☆四季・景観・風景写真☆20年以上前の古本になります♪♪。第2登はまだ成されていない。洋書◆アイルランドの美しい村の写真集 本 建築 風景 景色 教会。※2月上旬4×5400E6SL

ほか

【ネパール・ヒマラヤ取材記】より一部紹介

不便な交通事情

　ネパール・ヒマラヤの全域撮影という、いま振り返ってみれば無謀にも思える計画を立てたのは、もう数年が過ぎたヨーロッパ・アルプス取材のときだった。嶺雲・庭師の目で見た屋久島/田旗光/日本庭園協会会長・龍居竹之介文/庭師の目で島の風景を見ておられることに面白さと洞察力を感じる。広いといっても、たかが北海道の2倍程度の面積しかないネパールの国土、ヒマラヤはそのうちの一部ではないか、と考えたのがそもそものまちがいの始まりであった。ユネスコ世界遺産　13巻セット　講談社。ネパール14州のうち、北方チベットに境を接する10州にまたがるヒマラヤは、その州の数のまま10のゾーンに大別されているといってよく、ヨーロッパ・アルプスのように各山域を連結・連続して取材する、などということはとうていできない相談であった。旅窓 島田謹介 朝日新聞社 1955【管理番号G2cp本】大型本。

　その最大のネックは交通である。絶版◆◆美しい日本の原風景 今も残る古きよき日本のふるさと百景 風景77選◆◆里山 棚田 農村漁村ローカル線 世界遺産☆能登輪島千枚田 他。ネパールの首都カトマンドゥから、第2の都ポカラとの間に車のかよう道路ができたのが5年足らず前、現在、各地で道路建設がさかんにおこなわれているとはいっても、日本や他の国々のような機械力にはよらず、すべて人力に頼るこの国の工事では、ネパール全土に車道が行き渡るのは、どう少なく見積もっても100年以上かかるだろうと思われるスローモーぶりである。山の季節 / 田淵行男写真集。したがって、取材はバス、ジープをでき得るかぎり利用し、あとは自分の足ということになるが、それが1回の取材を最低1ヵ月、長ければ2ヵ月を超える長期間の旅とする最大の原因であった。【ソ連・写真集】『LENINGRAD レニングラード』／1980年代 ソ連時代。だが、そうした車を利用できる所でも、東部のカンチェンジュンガやマカルーは、そこからやっと山が見えるという場所までも15日以上、ベース・キャンプまでは20日間以上のキャラバンが必要とされるのである。庭 NIWA No.222 新たな集いの場「寺院の庭」名庭園のある景色。（以下略）

【あとがき】

　3年間にわたるネパール・ヒマラヤの撮影取材もどうやら無事に終わった。洋書◆ギリシャのケルキラ島写真集 本 風景 景色。いくらスケジュールを立てても、最初のころはいつこのネパール行脚が終わるか五里霧中で、1年2年は延長も止むを得まいと考えていた。網走川・常呂川・湧別川・渚滑川写真集■昭和56年/北海道開発局網走開発建設部。幸いにして何の事故もなく終了してみると、今度は意外と呆気なかったようにも思えるから不思議である。The Shasta-Route シャスタ山 スピリチュアルの聖地　パワースポット　クリスタルガイザー　スタンド・バイ・ミー　1918年大正7年。もっとも3年間といっても、実際は2年と6ヵ月の間に取材は終了し、そのうち、ネパール滞在は正味18ヵ月、560日足らずである。HUNDRED BEST VIEWS OF CEYON 皇太子殿下御寄港記念 大正10年 セイロン写真帖。つまり1年半ネパールで暮らし、1年は日本にいたことになる。Y-0645　安曇野挽歌　田淵行雄写真文集　朝日新聞社　昭和57年7月10日　長野県　自然　風景　写真。だが、その間、日本での入山日数を加算すると自宅にいたのはたった9ヵ月ばかりに減ってしまう。洋書◆ケニアの写真集 本 アフリカ サバンナ 自然 動物 ライオン フラミンゴ。いきおい時間が足らなくなり、時間に追われることになったため、あっという間に過ぎてしまったと感ずるのだろう。一期一会 津田洋甫写真集。それにしても、ネパールの東から西のはずれまで、くまなくとまではいえないまでも、そのほとんどを自分の足で歩きとおすことができたのはまたとない体験となった。絶版◆◆写真集　島根の滝◆◆島根県の名瀑 玉峰山雄雌滝 鬼の舌震県立自然公園 比婆道後帝釈国定公園 奥匹見峡 裏匹見峡 断魚渓 千丈渓 他。どうしても入ることのできない地域もあったが、それはネパールの内政事情によるもので、そうした地域が、ヒマラヤとあまり関係ない場所であったことも好運であった。【初版・レア本】　ヘリコミが飛ぶ　東京の小離島 利島・御蔵島・青ヶ島。シッキムと境を接するカンチェンジュンガ山域から、ガルワールに至るアピ山域まで、グレート・ヒマラヤの谷に沿い、尾根を越え、縦横に歩いた距離は、およそ12000kmにも達するもので、これはネパールの首都カトマンドゥから東京を直線で結んだ距離の約2倍に相当する。奈良 大和路 都 道 山 里 井上博道写真集 ゆうパック80持ち込み。その間、標高200mのテライの平野から6000m以上の高地までは必ず数回の峠越えがあり、折角かせいだ高度をアッという間に失い、また最初から出直しとなるのがキャラバンの通例であった。わが心の山　限定300部。キャラバンに雇用するポーターも少ないときで10人、多いときは50人にものぼった。安曇野挽歌―田淵行男写真文集 / 田淵 行男。シェルバも同様で、奥地に深く入る必要があればあるだけ食料や装備がかさみ、ポーターの数が増え、それを管理し、高所への荷上げのためにシェルパも多くなるのである。umacco 最後の働く馬たち 単行本 小田 聡子 9784797486513。メンバー、リエゾン・オフィサー、シェルパ、キッチン、ポーターの合計で60人以上というときさえあった。CANADA　1982年 COAST　TO　COAST　カナダ　写真集　TORONTO OXFORD UNIVERSITY PRESS 古いカナダの洋書　英語　ハードカバー本。こうした中で、カメラとフィルムの携行・運搬にもっとも気を遣わされた。島の力 ブレーンセンター 百々 武。フィルムは熱を加えないようにするため断熱材で梱包、休憩時は日陰に置くよう申し渡しても、監視のシェルパさえすぐに忘れてしまうし、これらの機材・フィルムを最優先で強いポーターに背負わせることさえままならなかった。内田克巳写真集 米子 内田克巳 / 鳥取県 の 米子市 の 写真 写真集 昭和。スリップや転倒、休息時にカメラやフィルムがあやうく失われそうになったことも何度かあり、ガネッシュ南面での下山ではポーターがスリップして、フィルム・トランクが滝下に落ち、撮影済みフィルムが水に浸かったことさえあった。大型23/写真集【街道紀行 全6巻+別巻1冊:みちのく路、関東路、信越・北陸路、東海道、山陰・山陽路、四国・九州路、町並み紀行(上)】。（以下略）